景気敏感銘柄

景気敏感銘柄

村田製作所

村田製作所(6981)

最終製品の数量回復を背景に今期は6割営業増益を予想

2012/5/14 4,300 前日比 ±0(±0.00%)
http://www.nikkei.com/markets/company/index.aspx?scode=6981

足元の受注は緩やかに回復しつつある。主力製品であるコンデンサの受注の趨勢を測るBBレシオ(=受注高÷売上高)は12年3月期2Q(11年7~9月)をボトムに上昇。直近の12年3月期4Qの受注高も前四半期比でプラスと、4四半期ぶりにプラスになった。円高、PC・薄型テレビの生産低迷、タイの洪水などが響いてきたが、スマートフォンの需要拡大が寄与したようだ。今後はPCや薄型テレビなどデジタルコンシューマ機器がタイの洪水の影響からの回復が見込まれる。自動車やスマートフォンも好調を持続し、売上高は徐々に増えていくことになろう。

売上高を用途別にみると、大震災の影響もあり、12年3月期1Qに全用途で減収に転じた。その後、自動車生産のサプライチェーンの混乱が2Q以降にほぼ収束。カーエレクトロニクスは好調に推移している。他は3Q以降、タイの洪水の影響が大きかった。薄型テレビなどAVは新興国向けの需要が堅調なものの、日米欧で減速したことが響いた。通信はスマートフォン向け部品の好調が続くものの、既存の携帯電話向け部品の不振が要因だ。

11年秋以降、ウルトラブック(フラッシュメモリによるドライブを搭載した小型軽量のPC)などが出てきたものの、PC全体では動きが鈍い。HDD(ハードディスクドライブ)を生産するメーカーがタイに多くあり、洪水の影響で生産が落ち込んだ。ただ、図1でみたように、4Q以降の受注が徐々に回復している。スマートフォンや自動車向けの好調に加え、生産調整が続いてきたデジタルコンシューマ機器に回復の兆しがみえてきたことが寄与する。今後の売上高は緩やかに回復基調に入るとみている。また、買収した事業(ルネサス[6723]のパワーアンプ事業、12年3月に譲受完了)の売上寄与が見込まれることもプラスに働く。

 
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