景気敏感銘柄

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mixi ミクシィ

ミクシィ(2121)

累計の営業利益は半減。携帯電話向け広告不振

2012/5/14 158,100 前日比 -26,700(-14.45%)

SNS「mixi」を運営
SNS(交流サイト)「mixi(ミクシィ)」の運営会社。登録会員数は2623万人(11年12月末時点)で、国内のSNSとしては、DeNA(2432)が運営する「Mobage(モバゲー)」、グリー(3632)が運営する「GREE(グリー)」に次ぐ第3位。「mixi」では、会員登録したユーザーがプロフィールや日記、写真などをネット上に公開、知人と情報交換ができる。SNS上で利用できるゲームの配信基盤を志向する「Mobage」や「GREE」に比べ、ソーシャルグラフ(ネット上の人脈・つながり)にもとづく友人・知人とのコミュニケーションツールの性格が強い。サイト上の広告料やプレミアム会員からのサービス利用料、ゲームなどを有利に進めるためのアイテム販売などによる課金収入が収益源。

12年3月期第3四半期累計(11年4月~12月)の連結業績は、売上高が前年同期比1.7%減の95.3億円、営業利益が同50.0%減の13.9億円となった。SNSでの広告収入の落ち込みを、ゲームなどアプリ(ソフト)利用拡大に伴う課金収入の増加で補いきれず減収だった。広告収入では、東日本大震災に加え、スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)の普及で、収入の中心である従来型携帯電話向け広告の広告主が出稿を抑制した影響が出た。利益面では、開発体制の強化などで増加した人件費が負担となった。なお、同社は今期第1四半期から広告売上高の計上方法を、広告代理店などに支払う手数料を除く純額表示に変更した。前出の増収率は、同基準を前年同期実績に遡及適用した金額との比較。
12年3月期通期の連結業績見通しについて会社側は、上限・下限の幅を持つレンジ形式で発表、売上高130億円(前期比2%減)~140億円(同6%増)、営業利益16億円(同53%減)~25億円(同26%減)を計画している。広告収入の低迷を受けて11年11月に減額した見通しを据え置いた。スマホ向けの広告も始めているが、いまだ市場形成段階で短期的な拡大は難しいとして、連結売上高の伸び悩みを見込む。ゲームに使うアイテムの購入などに伴い発生する課金収入は第3四半期累計で前年同期比39.5%増の27億円と増加傾向にあるが、利益率の高い広告収入の不振を補いきれず、営業減益の見通し。11年8月にはSNS内に企業が専用のページを設け、会員に広告・宣伝できる機能を追加、今後、ゲームの新作投入も積極化するなどして、収益源の多様化を進める考え。

 
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